June 10, 2008

Summertime and the living is ほんとにeasy ?

地球環境を守るため、生活レベルをいつ頃まで戻せますか?(Business Media 誠) - Yahoo!ニュース

環境を守るためには、生活レベルを昔に戻すことが効果的ともいわれている。しかし一度便利さに慣れてしまうと、なかなかそれ以前には戻れないもの。いつ頃までなら戻すことに耐えられるのだろうか。シチズンホールディングスの調査によると、全体平均は1987年(昭和62年)で、昭和の終わりまでなら戻せる、ということが分かった。男女別で見ると、女性は「1990年」までなら戻せる、が最も多く37.0%、男性は「2000年」で36.0%と、「女性の方がエコロジー意識が高いといえそうだ」(シチズンホールディングス)

1990年や2000年に戻るんだったら、今の方がエネルギー効率高いので、要するに過去の生活スタイルには戻れないということだよね。戻すのなら、バイオマスである薪が主要エネルギーだったような時代にまで戻さなければ意味はないし、そんな生活から開放されたいと望んだから今日があるわけだ。

実際には、再生可能エネルギーへ切り替えつつ、持続可能な開発を進めていく以外に道はない、ということになるわけだけど、現実をよく見ると、先日のプリウスの例もあるように、基本的に製造するには環境負荷が伴う。資源をリサイクルするにしても、現時点では多くの場合、その環境負荷は新品を買った方が圧倒的に少なかったりする。結局のところ、モノを消費しないことにつきるわけだが、だからといってモノを買うな、といえないのが経済社会の宿命。製造にかかるエネルギーの大部分を自然エネルギーでまかなうことが現実的なのかどうか(というよりも実現する以外道はないわけだけど)。。現時点での全電力供給量のうち、自然エネルギーはわずが0.3%程度だったはず。また、風力発電機が風力発電エネルギーだけで作れるのか、というようなパラドックスもある。CO2削減のための応急処置として原発を増やそうという風潮も出てきているけど、それには別の問題が大きすぎる。

CO2が温暖化の原因であることはほぼ間違いないと言われてはいるけど、まだ懐疑論もいくつかある。「太陽活動が活発化したために温暖化し、その結果としてCO2が増えているのだ」とか。「温室効果はすでに飽和しているので、これ以上は温暖化しない」とか。要するに科学で論じられることの全ては最新の仮説でしかないわけで、決して真理を語ることはできない。ここ数日の怒濤のエコ特番ラッシュでは、温暖化を断定し、「この世の終わり感」を煽っていたような印象だけど、科学ってそういうもんだってことも忘れてはいけないと思う。だから、論をむやみに信じるのではなく、本質を見極めることがとても大切なのだと思っている。まぁ、ドイツのように環境負荷を減らしながら経済成長を遂げている国もあるわけだから、昨日の「福田ビジョン」を機に低炭素社会へうまく転換していけるといいのだけど。。2050年までに60〜80%削減というのは非常に厳しい目標だけど、地球のCO2吸収可能な量と排出量をバランスさせるには、実現させる以外今は選択肢がない。

サマータイム制にも賛成している人が多いらしいが、コメントに書いてある先進各国の平均夏休み日数30日ってのを参考にして労働基準法に取り入れた方がいいんじゃないかなぁ。。基本的には経済活動自体を抑えないとエネルギー消費量は大幅には減らせないと思うので、多少給料下げて、もっと休日を増やした方がサマータイムなんてややこしいことするよりも良いように思うんだけど。。きっと、泣いている子供が、いつの間にか、なぜ泣いているのか、分からなくなってしまうように、大人もなぜこんなに働いているのか、もう分からなくなっている人もたくさんいるんじゃないのかな。「まわりが働いているから、自分もやらないと白い目で見られる」というのが日本の社会(つまり、実質的には監視社会なのだ)。。だから、より少ない収入で(少ない生産/消費で)、よりよい生活ができる社会のイメージをみんなで共有していかなければ、どこかで歪みが生まれてしまう。そのゆとりの時間から生まれる豊かさは数値ではかることが難しいだろうから、ブータンのGNHなどを参考にして、統計を継続的にとることができれば、方向性も見えてくるのかもしれない。。なんだか、とんでもない時代になってきたな。。それでもパラダイムは確実に移行しつつあるわけだ。

日時:2008年06月10日 15:00 | カテゴリー:独り言

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