July 29, 2008
地域貨幣とは?
地域貨幣というと、商店街のポイントカードみたいなものを想像する方も多いのかもしれません。しかし、貨幣は元々労働力の交換手段として始まったもので、現代の変動相場制で流通する通貨のように、投機の対象になるようなものではありませんでした。現実社会の中で流通している貨幣の量は経済全体の10%程度しかなく、残りは「安く買って高く売る」ための「数字としてのお金」です。このような機能の混在が、実質的な社会と経済との隔たりを大きくし、昨今の生活資源高騰にも繋がっているわけです。
地球温暖化をはじめとする環境問題の最大の原因は経済の構造そのものにあるので、これを根本から変えない限り、地球は救えないのです。地域貨幣は、利子がゼロかマイナスで(種類によっては自然資源と同様に「寿命」が設定されているものもある)多くは貯蓄されること無く、絶えず地域を循環して地域の利益を大資本から守る役割も果たします。このようなお金の考え方をエンデは『根源からお金を問う』で提示し、全国各地で地域貨幣ムーブメントを起こすほどの大きな反響を呼びました。彼の有名な作品「モモ」も、時間をお金に例えた話なのだそうです。
そして、その反響に応える形で制作されたのが、こちら。何気なく使っている「円」について考えてみるのも良いのではないでしょうか。
日時:2008年07月29日 12:25 |
カテゴリー:LOHAS
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