北極圏、温暖化も生態系も。。
北極圏関連のニュースが最近増えてます。。ま、夏だからってのもあるだろうけど。毎年、予測を大幅に上回っていると伝えられていますよねぇ。。現時点でも既に、全ての生命種があと40年で絶滅するペースで事は進行しているんですけど、今後より速くなっていくわけです。。
北極圏の温暖化による影響、従来の予測を上回るおそれ|日刊 温暖化新聞 - daily-ondanka.com
(世界自然保護基金より) 世界自然保護基金(WWF)は9月2日、北極圏の温暖化は、従来の予測よりもはるかに深刻であり、地球全体に甚大な影響を及ぼす可能性があるとの研究報告を発表した。 「愕然とするような事実が明らかになった。北極圏の温暖化はもはや局所的な問題ではなく、地球全体の問題だ」と、WWFアークティック・プログラム(北極圏保全プログラム)のMartin Sommerkorn博士は語る。 報告書によると、北極圏では、他の地域の2倍の速さで温暖化が進行しているという。海氷の大幅な減少は、北極圏とその周辺地域の大気循環や天候に影響を及ぼし、欧州や北米における気温や降雨パターンが変化する、と報告書は予測している。 また、北極圏の凍土には、大気中に存在する炭素量の2倍もの炭素が蓄積されているが、温暖化で凍土が解けると、炭素が二酸化炭素とメタンとなって大気中に放出される。強力な温室効果ガスである大気メタンの濃度は、過去2年で上昇しており、北極圏ツンドラの融解が原因と報告書は指摘している。 さらに、グリーンランドと西南極における氷床の融解を考慮に入れて海面水位の上昇を予測した結果、2100年までに1m以上上昇する可能性が極めて高いことが明らかになった。これは、2007年に発表された気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の予測を2倍以上上回る数字である。
温暖化で北極圏の生態系がずたずたに、米研究 写真3枚 国際ニュース : AFPBB News
【9月11日 AFP】北極圏の激しい気候変動が原因で、シロクマの子どもやホッキョクギツネ、トナカイなどが犠牲になっている――。10日の米科学誌「サイエンス(Science)」に、米ペンシルベニア州立大学(Pennsylvania State University)の生物学者、エリック・ポスト(Eric Post)准教授らによるこのような論文が発表された。この論文は、北極圏の温暖化が生態系に与える影響について、近年発表されたさまざまな研究結果を概説したもの。
それによると、北極圏の海氷面積は過去20~30年で年4万5000平方キロのペースで縮小し、このためカモメやセイウチ、アザラシ、イッカククジラ、ホッキョクグマの数が急減した。
また、積雪量が減少しているため、早春に降る雨が雪の下に作られた巣を破壊してしまい、絶滅の危険が指摘されているシロクマとワモンアザラシの子どもが死んでしまうという悲劇を生んでいる。
ホッキョクギツネの生息数も減少しつつあるが、これはアカギツネが北上するようになったためだ。
トナカイの子どもも成育できず死んでしまう例が増えている。母トナカイが出産期を植物の生長に応じて調節することができなくなったせいで、食物が不足してしまうのだ。さらに、夏の温暖化は、移住性動物に害を及ぼす虫や寄生虫の大量発生を招いている。
蛾(が)の北上は、北極地帯のカバの森や低木、潅木を枯らし、微量ガスの循環に影響を及ぼしている。この現象は、北極圏の二酸化炭素(CO2)貯蔵能力を大きく損う可能性がある。グリーンランドの土壌が秋に凍結を始める時、地中のメタンガスが大量放出されるとの研究もあるという。
さらに、温暖化によって潅木や樹の生息分布が拡大し、原生植物を破壊しつつあるとの指摘もされている。
ポスト准教授は、「比較的小規模な動植物の分布状況の変化が、伝統的な文化や観光に重要な独特の生態系を根本から変えてしまう可能性がある」と警告している。(c)AFP
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